ほろ酔い通信: 脚本家と役者さん

『たとえば、愛』
大原麗子ファンのM氏へ
 
ユー・チューブで豊島たづみさんをたどっていた時、
目的の『とまどいトワイライト』http://www.youtube.com/watch?v=TD1A9DyL6tE&feature=related を開き、
それがTVドラマ『たとえば、愛』79年)の主題歌だと初めて知った。
そうだったのか・・・。
生活や仕事、熱中事項を抱えていて見逃した映画やTVドラマはあるのものだが、
よほど忙しかったのか「見逃した」という自覚さえない。
そのドラマは、ぼくの記憶情報には無いのだ。
79年といえば、勤めていた会社の破産を受けて職場バリケード占拠を続け、
労働組合による自主経営会社を立ち上げて2年。食うや食わずで(いまもそうだが)、
必死のパッチではあった。
が、自宅でも、輪番で泊り込む職場でも、TVドラマは観ていた。
たまたま縁がなかったのだろうか・・・。
今日『とまどいトワイライト』を開いたとき、そのドラマの断片篇をふと覗いてみた。
(注:以上、すぐ規約違反で消されるかも・・・)
いや~、役者もセリフの掛け合いも素晴らしいねぇ。
どなたか全編持ってません? ビデオ化もDVD化もされてないようで・・・。
 
大原麗子さん、
2009年8月没(享年:62歳) 合掌。 
浅丘ルリ子さんの弔辞は印象的でした。
 
【テレビドラマデータベース】より
『たとえば、愛』
1979.1月~4月、毎木曜日、22:00~放映、TBS。
シナリオ:倉本 聰、出演:大原麗子・原田義雄・津川雅彦・桃井かおり・荒木一郎・石田えり・・・
深夜放送の人気DJ九条冬子(大原麗子)は、六助(原田義雄)と離婚して1年後に別の男(津川雅彦)と再婚することに。 
冬子をめぐる愛を描く。
 
 いやぁ~、クセモノ役者たちの働き盛りというか、かがやく個性の火花が散っていて引き込まれます。
倉本 聰さんのシナリオはスゴイですなぁ~・・・・。このドラマ、ちゃんと全部観たい!
倉本さんのドラマは、
TV版『赤ひげ』(72年NHK、小林桂樹・あおい輝彦)(数回しか観ていない。黒澤流、超人:新出去定ではない小林桂樹の赤ひげは実にいい)、
『6羽のかもめ』(74・75年フジ、夏純子・中条静雄・高橋英樹・蜷川幸夫・加東大介・長門裕之・他)、
『前略おふくろ様』(75・76年日テレ、萩原健一・梅宮辰夫・火野正平・桃井かおり・他)。
『ライスカレー』(86年フジ、中井貴一・時任三郎・藤谷美和子・陣内孝則・北島三郎・他)これは、息子が録っていたビデオがまだ我が家にある。
他に『北の国から』 『拝啓、父上様』 『風のガーデン』(緒形拳さん遺作)など多数。
毎度毎回、納得・脱帽です。役者がいつもと違うのです。個性を発揮するのです。
役者がその作品を気に入っていることが伝わって来るのです。

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