Archive for 6月, 2011

交遊通信録: 友人からの情報

友人から送られてきた情報です⇒ http://maketheheaven.com/japandream/  転載します。なるほど・・・です。
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なぜ国有化なのか

日本の自然エネルギーの技術は世界トップレベル!
なのになぜ自然エネルギーの自給率が
低かったか知っていますか?

その原因の一つが電気を家庭に送る送電線を電力会社の一企業が独占していたからです。
一企業が独占していると送電線は自由に使えません。
道路を一企業が独占しているのと同じだからです。
本来送電線は公共物で、自由利用の原則に基づくものです。
ところが一企業が独占所有しているために、
企業や都道府県、市区町村などが大量の電気を作ったとしても、
公正な価格で販売することができず、その結果、

一方に電気があるのに社会全体では、
電気が足りないという現状が生まれてしまうのです。

『送電線が国有化されたならば、どうなるでしょう?』

送電線が自由利用の原則に基づいて接続自由になると、
企業や都道府県、市区町村は独自で電気を創りはじめます。
その多くは地域の特性に基づいた自然エネルギーとなるでしょう。

世界では一般的に認められている自然エネルギーに対する
固定買取制度により、それらの発電主体は豊かになります。

そして国有化された送電線を使い、地域で作った電気を地域の人が使えるようになるのです。

東京の電気をまかなうために、新潟や福島や青森で電気を作っています。
しかし、その電気は東京に届くまでの距離が遠いため、送電ロスが多くなるだけでなく、
費用も多額にかかるようになってしまいます。

スマートグリッド(※1)のように地域内での発電と配電が調整されれば、
このようなロスは避けられることになります。

もう多くの人が気付いているように、需要をコントロールすれば、
原発が全部止まったとしても電力は足ります。

デマンドサイド・マネジメント(※2)を実行すれば、
限りなく電源を開発する必要はなくなります。

しかも、その電源の多くがco2を排出する火力発電です。
しかし送電線が国有化されるとともに民主化されれば、
自然エネルギーから電気がどんどん販売できるようになり、
火力発電をフル回転させなくてもよくなっていきます。
送電線の国有化が実現すれば、割高な原発からの電気は抑制され、結果、電気代は安くなります。
それぞれの地域が独自でエネルギーを生めるように、送電線の国有化を望む署名を集めたいと思います。

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※1『スマートグリッド』デジタル機器による通信能力や演算能力を活用して電力需給を自律的に調整する機能を持たせることにより、省エネとコスト削減及び信頼性と透明性の向上を目指した新しい電力網 。

※2『デマンドサイド・マネジメント』電力消費に関して、消費者側が管理制御に関わること。消費者が制御に参与し、需要量の制御を行うことによって、需給の協調を実現、より効率的で無駄のない需給システムを形成しようというもの。

『一ヶ月で1000万署名に向けて具体的にやる事』

今回、日本中に一気に送電線国有化という風が吹くように
一ヶ月という短期間で署名を集めたいと思います。
ぜひ、一緒にこの一ヶ月、あなたの力を貸して下さい!

 

 

★広める用紙や署名ツールはこちら★

 

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通信録: ちょっと前の週刊誌の記事 広瀬隆談

ちょっと前(ひと月前)ですが、菅首相の浜岡原発停止要請後の記事より・・・

病院の待合室で見た記事です。                                                                                            4月10日大阪阿倍野で聞いた広瀬隆講演の一部内容が、週刊誌『サンデー毎日5月29日号』にあったので転載します。                                                                    地震列島・激発期 etc・・・。事態把握のきっかけになります。

連載 56: 『じねん 傘寿の祭り』  六、 ゴーヤ弁当 (2)

六、 ゴーヤ弁当②

交差点の角のビルの二階にある喫茶店に入った。今日の納品は終わっていて時間はたっぷりあるらしい大空は、明日は運送会社支店留めの材料が来る、その引き取りがあるので、今夜は那覇に泊まるという。                                                                                       「ギャラリーじねん」の改装計画を話したが今ひとつ盛り上がらない。大空が何か言いたそうだと感じた。こちらから話を振った。                                                                                                           「松下亜希さんは元気にやってますか?」                                                                                                                        「連休中も大活躍でした。ずっと居て欲しいんだけどねぇ。計画があるみたいでこの夏が終われば辞めたいとは聞いているんですよねぇ」                                                                                                                          「元の仕事に戻るって言うてましたか?」                                                                                                                                 「だと思います。はっきりそう言ったのではないのよねぇ・・・。」

大空も「亜希病」にかかっていると直感した。日に焼けてガッチリした身体の大空が、前かがみで肩をすぼめ、手は空になったコーヒー・カップを動かしている。男が亜希の前で少年になって行く様を見ながらその心情がよく分かるのだった。自分もまた同じなのだから。                                                                                                       大空がカップから手を放して、問うような、報告するような口ぶりで言う。                                                                                             「亜希ちゃんに残って欲しいと思うんですが、彼女の人生プランもあるし、恋愛関係にでもなって居て欲しいと言うのならともかく、残って欲しいではぼくのわがままですよね」                                                                                                                                                       「それがすでに恋心でしょ」                                                                                                                                                                                 「いや~、ちょっと違うんですよ」                                                                                                                「解かる気がします」                                                                                                                        「そう仰ると思ってました。仕事でチーム組んでたんですものね。よくご存知なのよね」                                                                                            亜希の仕事上の思い出話をいくつかした。話すうちに気付いたことがある。                                                                                                         年齢が大きく違う女性への執着は、それ自体失われたもの、過ぎ去った時間、再現不可能な若かった自身への郷愁であり、老いへの自覚であり恐怖なのだ。高志はどうだったのだ。高志の撤退、亜希の行動は何を物語っているのだろう。                                                                               人は生まれて来る時代と社会を選べないのだ。

携帯電話が鳴った。黒川からだ。                                                                                                      「おい、交差点に居るよ」                                                                                              「どちらから来ました?」                                                                                                               「打合せしていた事務所からだよ」                                                                                     「それは分かってます。いまどちらを向いています」                                                                                                                           「もちろん前を向いているよ」。 ん?                                                                                                    東西南北どちらから来たのかと問うているのだが埒があかない。                                                                 「いえ、何が見えます?」                                                                                                        「道路と車とビルが見えるよ」                                                                                         どうにもならない。窓を覗いた大空が黒川を見つけた。                                                                   「居る居る、ほらあそこに」                                                                                                見ると、黒川は北東の角にポツリと立ち喫茶店はそちらだろうと見当を付けてか、飲食店が並ぶ北方向を覗っている。裕一郎たちが居る店は南東角のビルの二階だ。つまり、黒川は交差点を隔てて店に背を向けている状態だ。黒川が振り返り信号を渡ればいい。                                                                                                 「黒川さん、まん前ですよ。こちらから見えますよ。百八十度回って下さい」                                                                     いいよ、と言って黒川は左へ九十度回って、西を向いた。                                                                             「いえいえそれでは九十度です。あと九十度回って下さい。」                                                                                                                                                                           黒川は、今度は百八十度回った。東を向いている。困ったジジイだ。計二百七十度回ったわけだ。                                                                                                                        「えーっと、そうですね・・・右向け右して下さい」                                                                                         黒川は、ようやく裕一郎たちが居るビル方向を向いた。                                                                        「信号の向こうに見える、二階に喫茶があるビルです。見えるでしょ」                                                                                                                                    「ああ見えるよ、目立たないビルだけど。九十度だ百八十度だとややこしいことを言わず、最初から回れ右とか右向け右と言えばいいんだ。君は道案内がすこぶる下手だなあ」                                                                                     「ハイハイ、すみませんね。その横断歩道を渡って下さい」                                                                                        「いま信号は、赤だ! 君はぼくを殺す気なのか。」 ギャフン! 

                                                                                                                                                  

連載 55: 『じねん 傘寿の祭り』  六、 ゴーヤ弁当 (1)

六、 ゴーヤ弁当① 

連休中ひかり園は休みで、ユウくんは昼間も家に居る。-裕一郎は家事にてんてこ舞い。食事のことが頭から離れない。作ることは苦手ではないが、献立を考えるのが面倒くさい。冷蔵庫に有るものをダブって買ったり、ない物をあると思って買いそびれたり・・・、主婦の苦労が分かる。                                                                              連休が明け、大空が配達の途中に物件情報を持ってやって来た。                                                                                                                          大空が見つけてきた物件は、黒川宅から車なら二〇分ほどの場所で、官庁や黒川が拘る国際通りにも近く立地としては合格点だ。十五坪で、ライブもする多国籍料理店の半分だ。元々十五坪のバーだったその店が、隣も借りぶち抜いて拡張し三十坪のライブもする店にしたそうだ。今回、大空の友人である店主の体調不調などから、半分を返し元の規模のバーに戻すらしい。大空と店主の関係、店主と物件オーナーとの信頼関係もあり、保証金を預け置くこととし、つまり保証者と借主が違う形をとり、家賃は十万と格安。工事面でも、拡張した側はほとんど客席なので、改装も安上がりだ。ただ、その店主に幾許かの保証金を預けてやってくれ、本来戻る保証金を預けたままにするのだから、との事だった。理のあるところだ。出る時には全額返還するという。この変則に家主も同意してくれている。黒川もよく知っている地域で、黒川は「これはいい」と手放しで喜んでいた。

黒川は同業者と3月末の陶芸展の精算とやらで出かける予定がある。売上から会場費・備品のレンタル費・チラシなど宣伝費・諸経費を応分に負担し、事務局が各業者に精算額を示し、今日確認し合い、数日中に振込まれる。黒川の予想では、精算額は二十万前後あるという。                                                                                                                              この同業者との共催で臨んだ展示会の入ってくるはずの金について裕一郎は聞いていなかった。出も入りもまるで夢のように流れている。大空に委託し売れた品の十五万にしてもそうだが、黒川は自分に不都合な事柄だけでなく好都合な事柄も失念しているのだ。そこがズサン・チャランポラン・やってられない…の核心だが、憎めないところではある。困ったものだ。                                                                               裕一郎は大空と二人で物件の下見に向かった。                                                                

物件は、小さな公園に面していて周りには本屋・楽器屋などもあり、飲食店街と文教区域が同居するような趣の立地だった。脚の便も悪くはない。中心地の一画には違いない。                                                                                                                                                                             店は半分をもう仕切って閉じていて、続けている方の店に以前のカウンターバーに戻る旨の口上文が貼ってあった。大空に店主を紹介され閉めた側を見せてもらった。椅子もテーブルも撤去されている。床は貼り換えればいいだろう、壁面にある飾り棚はそのまま使い、その左右に収納を兼ねた低い展示台を置くか・・・、照明はスポットライトを増設すればいいか・・・。入口は、現在壁の中に隠れている元々の引戸を復活すればいい。多少古くとも味わいがあって良いのではないか・・・。裕一郎はあれこれと安上がり改装案を考えていた。                                                                                                                         「安く改装できそうやね」                                                                                                                               「ええ、ぼくもそう思うのね。手作り感を出す意味でも陳列什器はぼくらで作りましょうね」                                                                                                                                      「けど、道具は持ってます?」                                                                                                                                       「まぁ一応は持ってます。何とかなりますよ」                                                                                                                         「早速、黒川さんにぼくらはこの物件に賛成だと報告するよ」                                                                        黒川の携帯電話にかけた。展示即売会の精算も思っていた通りだったと上機嫌の黒川に交差点の場所を伝えた。じゃあ見てみるかな一時間で行くから居てくれ近くに着いたら電話するよ、といつもより不自然に平静な黒川の言い回し。                                                                                                                                                                                                               黒川が逸る気持ちを悟られまいと意識して演じた応答なのだとすぐに分かった。

悪酔い交遊録: 団塊野郎に ヤスマロ君切れる

ヤスマロ君切れる 物理力行使一歩手前

6月11日、東日本大震災・福島原発事故から3ヶ月目のこの日、『6・11 脱原発100万人アクション』が全国で取組まれた。

東京でもいくつかの集会・デモがあり、ヤスマロは新宿中央公園多目的運動広場に馳せ参じ、小熊英二氏(そもそも単一民族説は戦後生まれだ。戦前は植民地を前提に「複数民族が共有する日本」と嘯いていたぞ!との説=『単一民族神話の起源――<日本人>の自画像の系譜』に共鳴)のいささかハイテンションの演説を聞いた。原発推進=米・中・ロ、脱原発=日・独・伊、解かります?第二次大戦戦勝国VS敗戦国なのです・・・と小熊氏。これにはビックリ。                                                                                                その後『九条改憲阻止の会』の新宿一周デモの最後尾に合流。アルタ前に到着とはあいなった。                                                                                         

【「九条改憲阻止の会」ニュースより】                                                                                                              ●菅総理は5月31日開かれた全国知事会議に出席し、停止要請した中部電力浜岡原発以外の原発について「安全性が確認されているもの、今後確認されるものについては、稼働して電力供給にあたってもらうという基本的な態度で臨みたい」と述べ、さらには政府の国家戦略室がまとめた「革新的エネルギー・環境戦略」素案が6月4日判明し、重要戦略の1つに原子力を明記し、「世界最高水準の原子力安全を目指す」などと原発の事実上の推進路線を続けることを明らかにしています。                                                                  総辞職をまぬがれた菅内閣は原子力政策の大幅修整に踏み込む意志がまるで無いことも改めて判明しつつあります。菅直人の不実な態度そのものです。

はてさて、夜も更けた8時過ぎ、若い人の鳴り物(中々見事だった)を聞きながら帰ろうとしたところ、同世代の通行人が若い人に食って掛かっている。                                                                                                                                                     聞くと、発言趣旨は以下のようなことだった。                                                                                                                                                                                                                                        『ここであった「新宿騒乱事件」を知っているか? 俺たちはその実行者だ。闘いは遊びじゃないんだ。おれは、半端でお気楽な闘いごっこが嫌いなんだよ。何だ、あのドンチャンは! 君らは、原発廃止に向け努力してきたのか?電気はふんだんに使い放題、事故があれば突然脱原発を言う。俺は、電気代一ヶ月8千円で生活している。いまそこで騒いでいる者の全部とは言わないが、七割は雰囲気に付和雷同する一種のファッションなのだ!』                                                                                                                                            これが、ヤスマロの何かに触った。                                                                                                                      『おい、オッサン待ったらんかい! 何の実行者やと? 100歩いや万歩譲って、お前が言うようにこの中の七割が付和雷同の輩だとしよう。では一体、お前は、残りの三割の人とどう関係する気や? 新宿騒乱? 今それが有効だとは思わないが、やりたいのなら提起してせんかい! さあ、やらんかい。この傍観者! お前は、そうやって他者の取組に難癖を付けては何もしない自分、何の当事者にもならない・なれない・なりたくない自身を防衛してきたのだ。お前が新宿某事件の実行者なら、どこの誰か言うてみい。ハッキリ白黒着けたろか!? 表へ出ぇ(あっ、ここは表か)』                                                                                                     掴み掛かろうとするヤスマロは若者に抱えられ、オッサンは黙って退散した。(若者が止めてくれるとの計算は、もちろんあったのだが・・・)

40数年かけても腹の虫が治まらない風評がある。死ぬまでに何らかの決着を付けたいという衝動に4~5年に一度襲われる。 こういうことだ。                                                                                            昔、学生期に、何が理由のどういう訳でか、気分の悪いことを言われたことがる。                                                                                         『S君、T君、A君は本気でやっているが、ヤスマロ君はどこかファッション的でおぼっちゃん的だ、と誰々さんが言うてた』                                                                                                     (当時、まだパフォーマンスという言葉は使われていなかったが、それを言いたかったようだ)                                                                                                          『ヤスマロ君は警察の回し者ではないかと某教授が言うてた』                                                                                                         (当時の学生としては高額の収入を確保していたので、やっかみ半分に面白おかしくそう言われたのか?)                                                                                  誰々さん、某教授というのがミソでそんな存在は架空なのだ。言っているのはこの作り話をぼくに伝えた当人だと分かってはいたが、煮え繰り返る腹を隠して聞き流した。                                                                                                                     実際、本気というのが何のことやら分からなかったし、自分の辞書に照らせば「本気」かどうか怪しいものだし、何より話の伝達者がぼくが親しくしていた友の友人だと聞いていたのでその関係を壊しては悪いと思っていた。                                                                                                           人にそう評されてしまう雰囲気がぼくに在るのなら、それは甘んじて聞かねばならない、と感じてもいた。                                                                                       その後、労働現場での労働組合結成、破産争議や労組自主経営、他の場所での様々な関わり事項で掴んだことがある。                                                                                                          ある事柄に関わる関わらない、にはそれぞれ理由と根拠があって、それはその人固有の譲れない理路なのだ。自分はかくかくしかじかの訳でこうする。それでいいのだ。そう選択したという「当事者」たる責任において、そうするのだ。それでいい。 そう在ることの「当事者」性は断じて「在る」のだ! と確信できたぼくの個人史だ。                                                                                                                                     どのような「当事者」にもならない処世を(時には早くに学生期から)掴んでいる御仁は、よく見ていると、よく聞いていると、己といま課題として登場している事柄とのダイレクトな関係=云わば直接性、己とそのこととの関係を語らない・語れない・語りたくない、のだ。                                                                                                                              結果、あいつがどうだ、奴がどうした、等等といった本論とは無関係な事柄をグタグタと述べるのだった。                                                                          まぁ、もういいのだが・・・。 『仲間』からの評ではない以上、聞き捨てるのが思索者の道だ。苦楽を共有した者がこの種の嫌味を言うはずもない。                                                                                                                                    新宿でチョッカイ団塊野郎に、思い出したくも無い学生期の苦い記憶が蘇えって切れたのだった。

ところで、ぼくには言うところの「本気」なんぞ ありません! 放っといてくれ!                                                         「本気」なるものの定義に惑い、自身の「本気」度に疑問符を持ち続ける・・・そういう日々ではあった。誰だってそうだと思うのだが・・・。

交遊通信録: 地方議員の「こころざし」

こころざし

先月末、旧友H氏の訪問を受けた。脱原発を目指す地方議会議員の会(正式名称は失念した)の立上げ総会だという。                                                                                                       大学時代以来の友人で、関西の地方議会議員を4~5期している。沖縄平和行進に「村」の若者を多数連れて行くとか、議会で在日詩人の詩を朗読するとか、市の平和事業として公共施設の正面庭に某彫刻家の彫塑を誘致するとか、中々の奮闘振りを常々聞き及んでいた。                                                                                                    有楽町と新橋の間のガード下「ホルモン屋」で一杯となった。酒が進み、当然、福島原発、東日本大震災を巡る話となった。                                                                                                                                                                                                                                                                                            話が進み、H氏は言うのだ。「自分は、差別の問題、雇用形態の問題、人権の問題、安保の問題、沖縄の問題、九条の問題・・・、それぞれ関わり・提起し、動きもした。けれど脱原発を想い動かねば・・・と思いながらなおざりにして来たのではなかったか?」                                                                                                                 「脱原発を 語り・訴え・出来る事はした。しかし、巨大な現実・動かしがたいエネルギー政策を前に、まぁ当分無理かな、と自分と自分の動きに制限を加えはしなかったか?」と。                                                                                                                                     ただちには、現実的功奏に至らないのだという「訳知り」の「いやらしさ」が、自分の言動を差配しては来なかったか? と悔いるのだ。しつこく・激しく繰り返して語った。                                                                                                                                                                                        今回の福島の事態・・・それは多くの「勝敗は別にして『答』が見える課題、政治スローガンに要約できるテーマ」に汲々として来た「オレら」に、議員をしているとはどういうことなのかを問うている、と言うのだ。                                                                                                                                                                                                                                                                            地方議会議員(かつては、大酒のみにして、事あれば肉体的物理的実力行使もいとわわないバカモノ)の彼にして、何とも学生のような(失礼!)、新人議員のような話を聞かせてもらった。

H氏よ、貴方の様な地方議会議員がいる限り、地方議会に意味があり、貴方の存在に意味がある。                                                                                                                     数少ない、何かある度にぼくに意見を求めてくれる友人の存在に、我が残された時間の使い方を考えさせられた一夜だった。                                                                                                                                                                                          新橋ガード下、久しぶりに「痛飲」した。翌日から(本日に至るまで)、朝起きると全身「蕁麻疹」。市販薬を飲むと数時間で引くし、激しく痒いのではない。ただ、一向に治まらない。                                                                                                                                              昔(1970)、一度よく似た症状に陥ったことがある。「蕁麻疹」・・・、それは「知恵熱」のようなものだろうか・・・?

【東京新聞記事より】

歌「100語検索」 25、 <行>

『帰』を登場させたので、次は『行』だ。                                                                                                                           「行」きっぱなし「帰」りっぱなしを繰り返していては、                                                                                                                                            出会うべき自他、識るべき社会、心に刻むべき事柄・・・などに出会えないのではないだろうか?                                        「行」くことは「帰」ること、「帰」ることは「行」くことと見つけたり。                                                                                                      人は「行」くべき処へ「帰」り、「帰」るべき処へ「行」く、                                                                                         その往還の中を生きているような気がする。

『遠くへ行きたい』 http://www.youtube.com/watch?v=N6iTB4nLt-s&feature=related 渥美清                                                                                    『あなたの行く朝』 http://www.youtube.com/watch?v=uFDZjrL37ws 加藤登紀子                                                                                                                                       『花はどこへ行った』 http://www.youtube.com/watch?v=0NcfNcr5HTk トワ・エ・モア                                                                                                            『北国行きで』 http://www.youtube.com/watch?v=9JrMIPeTZxo 朱理エイコ                                                                                                   『五番街のマリーへ』 http://www.youtube.com/watch?v=ScBrA5HNxf8 高橋真梨子                                                                                                                                            『花』 http://www.youtube.com/watch?v=tz0scjJC-wk 夏川りみ                                                                               『花』 http://www.youtube.com/watch?v=LzHaYPhu0nA おおたか静流                                                                                                                                                             『丘を越えて』 http://www.youtube.com/watch?v=3IBS3Owkusc 藤山一郎                                                                                                                          『 J 』 http://www.youtube.com/watch?v=tAHhr2Rh-vw&feature=related ミン・ヘイギョン                                                                                                                                                              『あなたと共に』 http://www.youtube.com/watch?v=JyutrXC-v4Y 津村謙                                                                                                         『忘れていいの』 http://www.youtube.com/watch?v=7C7IyYRzsz0 小川知子・谷村新司                                                                                                                                                    『鷲と鷹』 http://www.youtube.com/watch?v=X-d2gAN7rt4 石原裕次郎                                                                                                                           『若者たち』 http://www.youtube.com/watch?v=uEjmrP014Sw ザ・ブロードサイド・フォー                                                                                                                                                   『にぎわい』 http://www.youtube.com/watch?v=QP2KntE8mM0&feature=related 浅川マキ                                                                                                                                                                               『美しき五月のパリ』 http://www.youtube.com/watch?v=m-9vdTyuUj0&feature=related 加藤登紀子                                                                                   『遠くへ行きたい』 http://www.youtube.com/watch?v=GMuHErJ3Sq0&feature=related ちあきなおみ                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 『つよがりはよせヨ』 http://www.youtube.com/watch?v=D-VsyTd8eTc 中島みゆき 

 

                                                                                                            

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