2018年3月17日(土)14:20~17:00 17:30~懇親食事会
舟木徹男白熱教室『アジールとは何か?』
各種集会催事が重なる中、今日的「アジール」の可能性を構想したい者たちが集った。
舟木さんの熱い講義は、講演後食事会を含め圧巻。「アジール」講義は広く深く広がった。運動組織・党・NGO・NPO・生協・福祉事業・・・あらゆる対抗組織に「アジール」根本綱領が在って欲しい・在るべきだと想わせる講演でした。
アジール:(独: Asyl、仏: asile、英: asylum)は、歴史的・社会的な概念で、「聖域」「自由領域」「避難所」「無縁所」などとも呼ばれる特殊なエリアのことを意味する。 ギリシア語の「ἄσυλονアスロン(侵すことのできない、神聖な場所の意)」を語源とする。

舟木講演Keyワード:

権力の統治が及ばない空間・駆け込み寺・教会・聖域、党綱領・憲法/法をも統御する公理=「自然法」「自然権」(注1)、「公共」「公(おおやけ)」の復権、教条ではなく「公理」が指針、市民的対抗公共圏・疑似三権を具えた中間権力、網野義彦「無縁」、市民的不服従、・・・
(注1)例えば財務省決裁文書改竄は、有印公文書変造・同行使に該当し、法には「1年以上10年以下の懲役」とはあるが、その重大犯罪性を明記している訳ではない。法は、こんなムチャ振りを想定していないと言えようか。こうした「いわずもがな」の事柄をも統御するのが「自然法」だろうか。