「アジール空堀」3月29日(金)18:30~ 於:ビストロギャロ
『ナオユキ 春のワンマンショー』参加者20名様
ナオユキの話に登場する人物の、可笑しさ・哀しさ・落ちこぼれ振りは何故こうもワシらに響くのだろう?
公演後、遠方の参加者たちが家路に就いた後も残ってくれた彼の言葉にヒントがあった。
ぐでんグデンの酔っ払いオヤジの自業自得(?)の蹉跌も、トンデモ姉さんの失恋譚も、どうしようもない逆恨み(?)なのだが、憎めなくもあり観客自身が身に覚えのある情感だ。それは結局 首の革一枚で人生にしがみ付く「弱者」「落伍者」「勘違い者」の、明日はいざ知らず「あさって」にはリベンジするかもしれない「可能性」信仰(?)であり、彼らへの「共感」と「応援」なのだ。ナオユキさんはそこをこう言ったのだ、「希望なんです」と、「登場人物に救われて来てボクがある」と。自身を省視する者の言だ。
断言する。ナオユキ話芸は、権威・支配・統治・・・権力性の対極に在る。
その支持者は、間違っても安倍派でも大国主義者でも改竄派でも忖度派でもあろうはずがない!
ナオユキ最高です。「アジール空堀」の盟友だぁ。


(画像:ライブ風景、またド忘れして半数が帰ってから撮った集合写真)