つぶやき:ココ・キキ 康介古希こき下ろす。

先輩が「70歳を過ぎての誕生日は、生前葬のようなもので、[刻一刻減って行く残された時間]を刻む砂時計だ」と言う。
別の先輩が「人は、生まれた時から死までに [残されている時間] を生きているのだよ」「コウちゃん『私を離さないで』読んだ?」と解かったようなことを言う。

10数年前、ワシが勝手に「師」とお呼びしている熊沢誠先生が、大学退官を控え年賀状に加藤楸邨の句を添えられました。
「チンドン屋 枯野といへど 足をどる」
数年後ドキュメント大著を著わされ、その後も各領域で御活躍され今なお発信や行動を続けておられます。あの句は並々ならぬ決意だったのだと思い至るのです。
孫の成長だけが希望という周りの爺を嗤えません。それに近い心境へと誘惑されては、孫に「失望」と「絶望」を遺して何が「希望」だ!?と、我に還る日々でありたい。
ワシは70歳の誕生日に、「軍国保守二大政党制」or「自公希大連立」かという作られた擬制選択を見せつけられ苛立ちながら、気の利いた「希望」のセリフ一つ吐けませんが、くたばりたくはありません。

みなさま、文句垂れ爺にメッセージありがとうございました。

 

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