つぶやき: 大道芸

リ・ダイアリー(09年11月)

東京駅東方500M、京橋のオフィス施工現場から、
現場の某小傷の補修剤を求め、有楽町ハンズへ歩く。
その帰路、有楽町駅まで来て、ガード下で白人大道芸に遭遇。
糸あやつり人形のバイオリン弾きが聞き覚えある曲を奏でている。                        ハンガリー舞曲第五番だ。
バイオリン弾き人形の年齢と並ぶか越えるかしているはずの
かつて青年だった男の奮闘、哀愁漂う表情と見事な所作に魅せられた・・・。
その大道芸には、彼の時間に相応しい味と香りがありそうだ。

人は、こうした少し年長の分身が居てこそ、
生きて行けるような気がする。
自身が操ってきた仮想相棒の 設定年齢を
たぶんぼくも越えたはずだが・・・。
う~ん、あ~ぁ、うん、・・・。

 『異境にて苦き月日の大道芸 相棒人形の齢を越えおり』

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