交遊通信録: 団塊厄介?

団塊モンスター
 
理路整然・善意と独善・自信過剰の団塊オヤジたち
「団塊モンスター」がいたるところで人々を困惑させているらしい。
 
日刊ゲンダイによれば、
「ほらほらネクタイが曲がっているぞ」「ワイシャツがシワだらけじゃないか」
毎日のように相模原市役所を訪れ、頼まれもしないのに職員の服装や整頓状況を
チェックしていた団塊オジサン=名物クレイマー。
NHK視聴者コールセンターに意見を寄せるのはいいのだが、「そもそも龍馬とは・・・」と長々と
自説と世界観を一方的に語り始める。アルバイトの女性に語ってどうなるものでもあるまいに・・・。
大学病院で「何で待たせる」「誤診なら訴えるぞ!」と激昂する。
自分だけはという想いが強いのがこの世代の特徴。しかも「善かれ」と思っての善意と正義感が
出発点だから始末に悪い。「団塊」なる語は堺屋太一氏の命名で、
1947/48/49/50生れの所謂第一次のベビーブーマーたちのことで存命者は
47年222万、48年233万、49年235万、50年213万 何と計約900万人もいる。
「日野市団塊世代広場」の高野寿一理事長は「団塊世代はリタイア後少なからず喪失感
のようなものを抱えています」「プライド」と「スキル」があって云々・・・・。
 
そうか? そんなことはこの世代にのみ特徴的なことでも何でもない。
上記の三つの例は、単にその個人のおバカ加減の表れでしかない。
世代を論ずるなら、もう少し時代と歴史を背景に説得力ある説を立てて欲しい。
ところで、「そもそも龍馬は」ではないが、話が通じそうな相手と見るや即
「そもそも『日出る処の天子』とは・・・」とやらかすぼくは、『品川モンスター』なのかも…。
体験的に言うと上記三例には「ブログ」の立上をお勧めする。
かく言うぼくは、強制的(と言われそうな)に読まされるメールでの我が「駄説」に辟易した(に違いない)友人に、読みたい時に任意で開けるブログを勧められたのだ。
                                              意外な反応や応援にも出会えて、悪くはないですよ。
 

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